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「経済人」は実在しない
(2008-10-08)
- 伝統的な経済学では問題を考えやすくするため、細かい差異を捨象し、純粋に利得のみで行動する「経済人」を想定している。そうした考え方はマクロ経済学を考えるには有効であるが、消費者、投資家などの個人の経済活動を説明するのは不向きである。純粋な「経済人」というのは実在しない。セイラー教授は伝統的な経済学では例外(アノマリー)として切り捨てられていた現象に着目し、統計学、心理学、などを用いて現実に即した経済学を提唱し、いまやこれらの分野が主流になっている。問題の捉え方がとてもユニークであるが、解説がややむずかしく感じるのでマイナス1点とした。
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入門というには少し無理があるか
(2008-09-23)
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面白い内容だったと思います。
古典経済学は人間が「合理的な判断」をするなどの前提をおいていますが、それってあり得ないですよね。それは投資をやっているとよくわかります。
実際は人間の心理というものが加味されます。その上で当人が「合理的」と考える決断をするのです。しかもその「合理的」な判断は実は真に合理的ではない。
こうしたことから行動経済学というものが生まれるのだ、ということはよくわかりました。しかし・・・、入門というにはちょっと難しい。
経済学部学生や経済学部卒の方ならちょうどよいのかもしれませんが。
ということでちょっと厳しく星3つです。 -
広告に乗せられてしまいました。
(2008-03-16)
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この本の広告にはなぜ人が非合理的な行動を起こしてしまうのか? この謎を本書が解き明かします。 という非常にカジュアルな感じで書かれていますが、この本は全くカジュアルでは有りません。教科書のように気合いを入れた勉強スタイルで読むような本です。(このような分野を専攻していれば別だと思います)
買う前に一度立ち読みする事をおすすめします。 これでスムーズに読めるであれば買ってください。 もし、経済学の本当の入門書が必要であれば本書は当てはまりません。 -
経済学では説明できない現象
(2008-03-12)
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従来の経済学では説明できない現象を新しい経済学で説明しようとしている本
従来の経済学で説明できない14もの例外を用い経済学の新しい分野を
用い説明しています.表紙にもなっているお金の入ったビンの総額を
当てる行為は、平均値はお金の総額よりも低く、最高値はお金の総額よりも
高いそうです。そのような現象を説明できるもの、できないものを
解説しています。多くは身近で起こるような出来事が多くまた
経済学の本にはめずらしく数式が登場していないことです.
もともとは1992年の本で一度1998年に出版されています
今回のこの本はかなり読みやすいです.
しかし、さすがに先端の理論なので理解するのはまた難しいのと
10年ぐらい前の本なので今でも先端かどうかは別問題であることです. -
かなり難解だが一読の価値はある
(2008-01-27)
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“・・・入門”とありますが、経済学に疎い人間には、正直かなり難しい内容でした。
“心理学と融合する新しい経済学”ということで、興味をひいたのですが、解説の数式・図表をどこまで理解できたか・・・。
伝統ファイナンスと呼ばれているものが、人間の行動の“不合理性”を一切考えに入れていないがために現実を説明しきれないこと、
対して、行動ファイナンスが、直感的に理解できて現実とのフィット感が高いものの、理論的には説明しにくいものであること
こんなイメージをつかむ事はできました。
“一般ビジネスマン”に“読みやすい”ものへと翻訳も“改め”られたようですが、
硬派の読み手には物足りなく、軟派な読者にはまだわかりにくい、ということになったかもしれません。
ただ、苦労して読んで損はなかったと思います。

